ミミの脱走と防犯カメラ

 午前9時頃、携帯電話にかすかに見覚えのある番号からの電話。内容は御船警察署より保健所へ首輪に鈴を受けた黒のラブラドールを確保したという連絡があったので、保健所の担当者の方がもしかしたらミミではないかと思い私に連絡を入れてくれたということだった。

 普通に考えれば警察→保健所→私へと連絡がスムーズに繋がってくることはないのだがこれには理由がある。

 先月末、夜会社より帰宅したらワイヤーリードで繋がれているはずのミミがいない。周囲を探したが見当たらない。 探すのをやめ保健所の迷い犬情報をHPで確認してみると一発でヒット。トップページに情けない顔をしたミミが掲載してあり、翌朝保健所へミミを受け取りに行ったという前歴がある。そんなわけで保健所→私のラインは繋がっていた。

 早急に警察署にミミを受け取りに行き事なきを得たが短期間の間に2度も脱走が起きれば飼い主として、やることをやっておかないと言い逃れがができないので、獣医さんへ直行。

 狂犬病の予防接種と役場への登録を済ませた。まだ生後9か月の子犬でもあるし、年度が明けた頃にでも予防接種と登録をすませればいいかなと思っていたのだが三度目の正直で悪いほうに転ばないよう早めに済ませておいた。本来ならば

「生後91日以上の犬を飼い始めたら30日以内に、区市町村の集合注射又は動物病院で、犬に狂犬病の予防注射を受けさせましょう」とのこと。また、飼い主の義務として厚生労働省の指導によると、

 「犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること」とのこと。

 それにしても、まだ半年も経っていないワイヤーのリードが切れたり、壊れているわけでもないのにリードと首輪が連結してある金具の箇所から外れていたりと不可解なことが続いている。

 今はAI搭載のwi-fi防犯カメラが手頃な価格で手に入るから取り付けてみるのもいかも。牛小屋のテント暮らしにハイテクな防犯カメラが仕込んであるなんて面白いでしょう。