いつも忙しくしているお母さんのカレー

 木曜日、昨晩のこと。夜22時にオープンする街のカレー屋でカレーを食べた。27時までの営業だったと思う。不思議なことに店の名前は知ろうともしなかった。女将さんが一人でやってる、カウンターが10席くらいのカレーだけの店。

 ぼくは「いつも忙しくしているお母さんのカレー」が大好き。バーモンドカレーとこくまろカレーのルー半分っこで作るみたいなカレーだ。

 普通のおいしさで作られたカレーでいいだな。肉は豚。肉はほぐさなくてもいい。パックの肉をそのまま鍋に放り込んだような肉のだんご状態、そのだんご肉にはカレーのルーがしっかりと絡んでいて、だんご肉を口の中でほぐしてやればしっかりと豚肉。

 昨晩食べたカレーが「いつも忙しくしているお母さんのカレー」ってわけじゃないのだが、そんなことを思い出させてくれるカレーだった。おかわりして2皿食った。いいカレーだったのだ。