チャンピオンが歌えなくなった「ラ」が多すぎる

今週の木曜日昼間、軽く頭がボッーとし一瞬視界が真っ白くなった。たぶん頭の細い血管が逝ったんだと思う。その日の夜は首の付け根から後頭部の下の方までの間がだるくて眠れなかった。2年位前に作業中に足を滑らせ頭を打った時にMRIをやってもらったが、18か所くらい過去に毛細血管が破裂している形跡があると診断されたことがあったが、体に不自由を感じることもなかったので気にも留めない日常を送っていたのだが、今回は少し様子が違うようだ。

右目のまぶたが気を抜くと自然と閉じてしまう。まっ、これは大したことではない。油断しているとよだれを垂らしている。まっ、これもさして大したことではない。右耳の後ろあたりがズキズキと疼く。まっ、そのうちに鎮まるだろう。単車に乗って曲がり角を曲がる時など頭で描くラインよりほんの少しばかり軌跡がずれてしまう。まっ、スピードを落として曲がり角を安全運転で走行すればクリアだな。そして次が一番厄介だ。

つかみかけた熱い腕を振りほどいて君は出てゆく♪~アリスの「チャンピン」は僕が今ギターでの弾き語りを練習中の曲なのだが、この曲が歌えない。舌がうまく動かず歌えないのだ。特に最後のサビのライラライ、ライラライラライララ、ララライラライラが全くダメで「ラ」の連続発音に舌が回らず軽くフリーズしてしまい、回復するまでに数秒の間が必要というのが現状だ。まっ、日常の生活や仕事には全く問題のないレベルである。

そんな夜中、寝付けづ横になっていると猫のニャーがテントへ帰ってきた。いつもは定位置である僕の足元に寝そべるのだが、その夜は僕の喉元に寝そべり僕の顎をしきりに舐めていてくれた。