とんかつ屋のおやっさんが譲ってくれたJumbo J-50(右)、僕にとって2本目のギターがJumbo J-50となるわけだ。今週の日曜日にふらっと寄ったとんかつ屋の片隅には、MartinやらS.yairiやら他に数本ハードケースに入れて置いてあった。そんな中の一本がJumbo J-50。おやっさんの説明ではJumbo J-25とのことだったのが、ギター大好き鶴田さんが調べた結果、刻印してあるシリアルナンバーからJ-25ではなくJ-50であることが判明した。
とんかつ屋のおやっさん曰くギターが増えすぎたので整理したいんだけど、「これとか(Jumbo J-50)どう?」てな感じで手渡された。値段的には激安だし、リペアもしてありモノもいいし、譲り受けるのには問題ないが、唯一の悩みはこのギターを置く場所がテント内にはないことだった。が、ギター好きなおっさんに相談したところ、二つ返事で店に置かせてもらえることになり解決。そんなわけでJ-50をとんかつ屋に引き取りにいった。
Morris W-60(左) Jumbo J-50(右)並んでいる2本ともに製造は1970年代、50年以上前に作られた2本を眺めていると、なんだかうれしくなっていしまう。どんな人達を経て、どんな場所で、どんな時間を過ごし、どんな音を奏でてきたのか、考えただけでもワクワクする。Morrisはテントへ持ち帰る。新たな居場所を見つけたJumboは店の壁にぶら下がり、煙草の煙に燻され、酔っぱらいの戯言を聞き流し、たまにはお客さんに弾いてもらったりしたらこいつもうれしいだろうな、そんなことをイメージできるそんな夜なのだ。
いけない、なんだかギター沼の沼底から女神が現れたような気がした。「こっちへおいで」って手招きしてるような (‘◇’)ゞ