うちのミミはいい番犬だ。微かな異変を僕に知らせてくれる。それが真夜中であろうと明け方であろうと。だから僕は安心してテント暮らしができている。
ミミが何に向かって吠えているのか吠え方でだいたい予想はできる。普段はニャー以外の野良猫、狸、ハクビシンたぶんそんなところなのだう。こいつらがうろついても僕には何の被害もないので問題ないのだが、このところ妙な吠え方をすることが頻繁ではないが数回あった。
低く唸る、そして威嚇するように吠え出す、それが数十秒続くのだ。この吠え方の時はさすがの僕も鉄パイプを片手に様子を見にテントの外に出て行くのだがミミの視線の先に何があるのか辺りが真っ暗でわからない。
そこで僕は武器を手に入れた。200m先まで照らすことのできる懐中電灯である。


こいつの明るさは1300Lumens半端ない。USBで充電でき、供給用としても利用でき、耐塵・耐水、2mの落下耐久で2年間の保証付きである。なによりもジェントスはライティング専門の日本のメーカーなので間違いないだろうと思うのだ。
この懐中電灯は人に向けて照らさないようにと取説に書いてある。まるでちょっとした飛び道具である。
鉄パイプと飛び道具、守りは完璧だ(笑
鉄パイプはいかにもって感じでガラが悪いので金属バットにしようと思う。Hard・offに買いに行こう。